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【イスラエル観光】One-day trip to the Dead Sea!塩分濃度30%の塩湖・死海での浮遊体験♪

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【イスラエル観光】One-day trip to the Dead Sea!塩分濃度30%の塩湖・死海での浮遊体験♪ イスラエル観光

シャバット・シャローム、a-box-of-chocolateです。シャバット=金曜日の安息日が訪れました。今月は怒涛のウルパンでのレッスンに翻弄されているうちに、気づけば五月も最終日。時系列が前後しますが、今回のテーマは「死海」。ハードな語学学校生活が始まる前に、死海デビューをしてきましたので、その時の体験を綴りたいと思います。

イスラエルとヨルダンの間にまたがる塩湖・死海

テルアビブから死海まで、自家用車で向かいました。片道2時間弱。電車とバスを乗り継いでいくと約三時間かかります。

死海 -「海」と名付けられているものの、実は「湖」

イスラエルに来るまで、「死海」という名前は聞いたことはありましたが、具体的にどんな場所で何ができるのか、というところまでは知らなかった私。ひとことで言うと、リゾート地です。「死海」という名前は、塩分濃度が高すぎて生き物が生息できない(死んでしまう)点に由来しているそうです。名前からは、不毛で荒れ狂う海、を勝手にイメージしていましたが、実際は波らしき波すらほとんどない、穏やかで透明度の高い、キラキラした湖でした。

海抜マイナス400mに位置する、死海。途中から砂漠のような、むき出しの岩山だらけの景色となり、その谷間をどこまでもどこまでも続くワインディングロードをひたすらに下っていった先に、ひょっこりと現れる死海。想像以上に異国情緒あふれる場所です。モダンシティ・テルアビブとはまた違う中東の景色で、私はすぐに「インディージョーンズ・最後の聖戦」が頭をよぎりました!

道中の車窓より。
やや曇天気味でしたが、写真奥に見えるのはヨルダン側。塩の山?みたいなものもありました。透明度はかなり高め!

「死海」がどんなものかという説明は、こちらのサイトが参考になります。

死海とは?死海の由来は?なぜ死海は他の海よりも浮くことができるのか?
このページでは死海とは何か?死海の由来は?。またなぜ死海では他の海よりも体が浮くのかを簡単に解説しています。目次死海とは?死海の由来とは?なぜ死海では他の海よりも体が浮くのか?まとめ

ちなみに、ヘブライ語での「死海」の呼び名は、「The Salt Sea」=(ヤム ハメラハ)יָם הַמֶּלַח‎

こちら、ウルパンで習った単語の組み合わせでした♪

יָם (ヤム)=海、הַמֶּלַח‎=(ハ:定冠詞the)塩(メラハ)です。‎

パブリックビーチ・エン・ボケックへ!

死海周辺は高級リゾートホテルが立ち並んでいて、プライベートビーチで遊べる、という至れり尽くせりのエリアがたくさんあります。南北に長い湖ですが、今回は南の方に位置する「エン・ボケック」にて遊びました。

ここにはパブリックビーチがあり、無料でビーチを利用できます。公設駐車場、公共トイレ、更衣室(という名の掘立小屋+ベンチ)、真水のシャワーも完備。清潔感などについては無料ならではのクオリティですが、数時間遊ぶには十分でした。もし行く予定のかたがいらっしゃいましたら、特に女性はトイレットペーパーやポケットティッシュを持参した方がいいですよ(笑)。ちなみに監視員もしっかりいて、そこで椅子は有料貸出可能です。一脚10シェケルでした。

静かな海、楽園です
大勢の人で賑わうエンボケック

五月でも、水温は全く冷たい感じはせず、ちょうどよかったです!ちなみにビーチの気温は午前中ですでに36度、お昼過ぎには43度と表示されていました。海抜がものすごく低いのに、気温はとても高かったです。死海には、紫外線は届かないという情報がありますが、本当だろうか?と思うほど、ものすごく日差しが強く、そして気温が高いため汗ばむ陽気でした。

癒しの世界を演出するミネラリア | デッドシー“死海”について
ミネラリア研究所は“死海のデッドシーセラピー(死海健康療法)”をトータルプロデュースします。死海温浴・プール施設のほか、死海ミネラル化粧品、イスラエルの天然資源である死海水、死海塩(バスソルト)、死海泥を販売しております。

とっても不思議な浮遊体験。

死海は、人が入れるエリアはとても浅く、膝から腰くらいの深さです。なんともいえない弾力を感じる水質。そんな浅瀬なのに、仰向けになって脱力すると…あら不思議、まるで浮き輪を使って浮いているように、プカプカと身体が浮かび上がってきました!穏やかな小波に揺られて、ゆら~ゆら~と流されていくのが面白くて、何度も挑戦!泳ぐのが苦手なわが子も自然と浮かび上がっていましたので、カナヅチな方でも安心して遊べる海です。青空を眺めながら、濃いめの酸素をたっぷり吸いこみ、何もしない時間を楽しむ、という最高のリラクゼーションです!

逆に言えば、泳いではいけません!顔面を水につけるなんて以ての外です!!目に入ったら大変危険な塩分濃度です。私は指にちょっとしたささくれがあったのですが、それすらもピリピリと痛んで悶絶するレベル…応急処置でワセリンをたっぷり塗り重ねてから入りました。10分以上は連続で入水しないように、との注意書きもありました。海底がジャリジャリしていて痛いなぁと思ったら、砂や石ではなく、塩の結晶がたくさんありました。

水からあがると、皮膚がひきつるような違和感があり、すぐにシャワーで流しました。ミネラルたっぷりの海水だそうですが、なんとも言えないべたつきが気になってしまいました・・。そしてこの海水、少しだけ口周りについてしまったのを舐めただけでも、信じられないくらい苦い!しょっぱいを通り越して、苦かったです。

さて、死海といえばアレです。インスタなどでもお馴染みの「水上での読書」。今回のカバー写真にも使ってみた、おなじみの写真です。はい、私もミーハーなので記念に…ヘブライ語の新聞を読んでいる(風の)写真です。(お目汚し失礼します…)

芳醇なミネラルでツルピカなお肌を手に入れる!死海泥パック

さて、死海といえば、もうひとつ。泥パック。近くに座っていた人が塗りたくっていて、それどこで買ったの?と聞いたら場所を案内してくれました!なんて親切な方。ちなみに販売していたのは、椅子などのレンタルを担当している監視員さんでした。

想像以上に大量に入っていました

一袋15シェケルくらいだったような。封を開けて、全身に塗り重ねてます。

我が子は非常にノリが悪く、泥まみれになっていく母を白い目で見ていましたが…(笑)このミネラル泥パック、塗るそばからすぐに乾いていって、どんどんカピカピに!周りの人は顔にまで塗りたくってましたよ!(粘膜はNGです)20分以内には落とすこと、と注意書きがあったので、もう一度死海にダイブして落としました♪土を海に返すという、エコロジーな全身パックです。

全部洗い流したら、手足がとてもツルツルになりました!

ちなみに、泥パックはお土産屋さんにもたくさん並んでいて、海辺で買うより安かったです。先に購入して持参するのもアリかと思います。この泥まみれ体験を自宅の風呂場でやる勇気はなかったので、お土産としての購入は見送りました…。

ちなみに、日本国内でのお馴染みの【サボン】では、デッドシーマスクやバスソルトなど、死海の岩塩を使用した商品が手に入ります。

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死海エリアの世界遺産・マサダ

今回は、死海のビーチでのみ遊んだ日帰り旅行でしたが、このエリアには世界遺産である「マサダ」という要塞もあります。ユダヤ人にとっての聖地の一つだそうです。

マサダ | イスラエル | 世界遺産オンラインガイド
マサダ マサダ は第一次ユダヤ戦争の遺跡で、イスラエル東部、死海西岸近くにある高さ400メートルの岩山の上の要塞跡です。ユダヤの人々にとって一生に一度は訪れたいと願う大切な場所となっています。 紀元前1世紀、ローマ帝国の支配下にあったユダヤ...

死海周辺のゴツゴツとした岩山と同じような雰囲気です。この要塞に、ローマ帝国に対抗して立てこもっていたと言われるユダヤ人。この乾いた土地で、飲み水には決してなり得ない死海のほとりで、ユダヤ人たちは何を思い、3年間も圧政に抗っていたのでしょう。こうした歴史的建造物や聖地もイスラエルには数多くあるので、少しずつ見て回ることができたらなと思います。

死海への道中。放牧されているラクダがたくさんいました!

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