6月になったイスラエルより。こんにちは、a-box-of-chocolateです。このところ、日中の最高気温は30度を超える日が増えてきて、朝晩も24度前後と徐々に暑くなってきました。イスラエルの人たちは、暑い=エアコンをガンガンに効かせて涼しく快適に過ごしているため、ショッピングモールなどは逆に寒いです…。SDGsってなんでしたっけ?設定温度28度っていう概念どこ行った?というくらい、どこもかしこもエアコンでクールダウンしている施設が多いので、室内は上着必須です。笑
屋外は、雲一つない青空が本当に美しいイスラエル。今回は、週末に訪れた「ロックス・ガーデン」をご紹介します。
魅力がいっぱいのヤーコン川周辺!
以前にも探索したことのあるヤーコン川流域。4月には徒歩で行ってみました。わりと近所です。
ヤーコン川周辺の「Yarkon Park」は、非常に巨大な国立公園です。この公園の中をぐるっと歩くだけでも数キロ単位で移動しなければいけないので、今回はロックスガーデンのみ行ってみたかったので、車で行きました。無料駐車場もあります!
魅惑の庭園、ロックス・ガーデン
Rock Garden (Gan Hasla’im)
This 10-acre rock garden in Hayarkon Park reflects Israel’s geological diversity by featuring stones from Mount Hermon to Eilat, which are surrounded by hundreds of local plant species.
名前の通りですが、イスラエル各地から集められた岩石を展示している公園です。広さは10エーカー、入場無料です!北はハーモン山というレバノンにある山、南はイスラエル最南端の街・エイラットまで、様々な石が展示されて(というか転がって)いました。
まるで、ストーンヘンジのようなサークルストーン。
さて、私がこの公園に興味を持ったきっかけは、テルアビブ観光の公式インスタで見た、この石の写真に惹かれたから。
ストーン・ヘンジ・・・?
円形状に並べられた、意味深な岩々。小高い丘の上に突如として現れる石のディスプレイは、真っ青な空によく映えていました。でもすぐ後ろが高層ビル&マンション、というあたりが、テルアビブっぽい雰囲気です。都会のオアシスですよ。
残念ながら、展示の注釈が見つからず、これがどこから持ってきた岩なのか、何を意図して並べられたものなのか、アート作品なのかもわからず…。茶色い岩肌の岩石は、死海周辺にもたくさんあったので、イスラエル全土によくあるタイプの石なのかもしれません。地質学や地理学などに詳しい人、興味のある方はもっと楽しめそうです。
エキゾチックな雰囲気、カクタス・ガーデン
Cactus Garden
Another of Hayarkon Park’s unique gardens contains 55,000 plants and 3,700 species (some extremely rare) and a special section devoted to African flora.
ロックスガーデンの敷地内には、広大な「サボテンの庭園」もあるのです!
サボテンの写真ばかりですみません。笑 こんなに大量のサボテンを見たことがなくて、テンション高くなって写真を撮りまくりました!ヤシの木と相まって、異国情緒たっぷりの空間でした。奥の方には温室があって、そこでは植木鉢でサボテンを育てていたので、管理もしっかりしているようです。雨が少なくて、一年中気温が高いイスラエルならではですね。人間にとっては直射日光が暑すぎました…。
ヤーコンパークに生息する、野生の動物ージャッカル
ロックス・ガーデンにたどり着くまで駐車場から1キロ以上離れていたですが、公園内にも川が流れていて、ボートや釣りを楽しむ人がたくさんいました。
公園入口に、こんな看板がありました。
キツネかな?と思ったら、ジャッカルでした。
ヤーコン川流域には、野生のジャッカルが生息しているようです!
ジャッカルは、全然人間を恐れている様子もなく、飄々と草原を横切って行ったり、小川に入って行ったり、、、とても自然体で暮らしていました。公園内でバーベキューをしている人もたくさんいて、ゴミも大量にあるので、ジャッカルが近づいてくる可能性がある、というのが看板の注意事項でした。さすがに餌付けしている人はいませんでしたが、ヤーコンパークではこうした野生動物を含め、多くの動植物や野鳥に触れることができます。
日陰は本当に心地よくて、何時間でも外にいられる気候です!テルアビブ市内だけでも大きな公園がたくさんあるので、真夏を迎える前にいろいろ探索してみたいと思います。
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