こんにちは。a-box-of-chocolateです。5月になりました。新緑も美しいイスラエルの春?夏?初夏?の気候はとても気持ちがいいです。日差しは強いので日焼け止めは必須ですが、外を歩くのにはもってこいのお天気です。
今回のテーマは「テルアビブ市内のビーチ」。海の投稿が多めですが、それだけイスラエルから見える地中海はきれいです!
ビーチとショッピングモールだらけの街・テルアビブ市内中心部
テルアビブ・ヤッフォ 基本情報
Tel Aviv Yafoというのが正式名称で、テルアビブは通称です。
テルアビブ・ヤフォ תֵּל־אָבִיב-יָפוֹ | |
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総面積 | 51.79 km2 (20.0 mi2) |
人口動態 (2019年現在) | |
人口 | 460,613 人 (全国第2位) |
人口密度 | 8,894 人/km2 |
おなじみの「東京ドーム〇〇個分」で広さ検索をしてみたところ、1107個分でした。わかりづらすぎました笑。東京都23区で言うと足立区より小さいようです。
東京23区の面積ランキング! 1位は大田区の61.86平方キロメートル【2021年4月時点】
- 第1位:大田区(61.86平方キロメートル)
- 第2位:世田谷区(58.05平方キロメートル)
- 第3位:足立区(53.25平方キロメートル)
ちなみに足立区の人口は69.27万 (2015年5月1日)のようですので、テルアビブは一つの区よりも人口が少ないのですが、イスラエル最大の経済都市です。参考までにイスラエル全土の面積は2.2万キロメートル、四国と同じくらいの広さ。総人口は955.8万人(2022年)です。23区の人口979万人(2024年)であることを考慮すると、いかに東京都23区に人口が集中しているかが浮かび上がってきます。
そんなテルアビブ市街地は、高層ビルと新築マンションの建設ラッシュ。それはビーチサイドも同じで、沿岸部もリゾートホテルやマンションが立ち並んでいます。
地中海まで徒歩で行ける街
グーグルマップを見ても、市内の海沿いは全て砂浜のビーチとなっており、4月でも人であふれかえっていました!
この解放感あふれるビーチで、キラキラした海を眺めているだけで、「あぁ、外国に住んでいるんだなあ」と感慨深くなりました。
ビーチサイドで語り合いを楽しむ人、日焼けを楽しむ人、筋トレする人、思い思いの過ごし方を楽しむイスラエル人。写真だとちょっとわかりづらいのですが、ビーチバレーが非常に盛んで、砂浜にはネットがたくさん貼ってありました。普通の市民レベルにしてはものすごくうまい人が多くて、、、身体能力高い国民性なのでしょうか。バレーといってもサッカーボールで遊んでいる人が多かったです。トラップとリフティングだけでバレーのように3ターンで返す、という高度なテクニックを披露しているお兄さんたちもたくさんいました。
安息日はビーチで過ごす人の数ももっと増えることでしょう。この開放的な青空と海、まばゆいほどの太陽光があれば、身も心もふっと軽くなる瞬間が増えていきそうです。
若者のパワーとエネルギーあふれる国・イスラエル
本日のテーマから少し外れますが、イスラエルは若い人がとても多いです。テルアビブ市外のことはわからないのでソース私、レベルの話で恐縮ですが、どこを見回しても若い人だらけ。どこを見回してもお年寄りだらけだなと感じていた日本とは、だいぶ違います…。
街中にいる兵役についている人たちが若者なのはもちろん、ショッピングモール、フードコート、スーパー、バスの中、どこに行っても若者だらけ。若者=20代、30代くらいに見える若い人、という感覚です。ベビーカーで赤ちゃんを連れているママもたくさんいます。ガザ地区の人口220万人も、半数以下は20歳未満だそうですので、とにかく若者が多くいる国なのです。
以下、興味深い記事がありました。
体外受精を無料で二人目まで受けられる国なんて、ほかにあるのでしょうか!?出生率3.0、少子化とは無縁そうです。民族的、宗教的背景など、一概に日本と比べることはできませんが、「異次元の少子化対策」と言い放つなら、これくらいインパクトある国策が必要かもしれません。
こちらの記事にある「子ども6人目まで子供手当支給」という政策もすごい。
18歳になるまで、収入にかかわらず毎月1回20日に支給されるみたいです…!
とても手厚い!イスラエルにおける「子ども手当」 (2024年1月の状況)
Child’s place in the family | Amount of allowance for that child |
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1st | NIS 169 |
2nd | NIS 214 |
3rd | NIS 214 |
4th | NIS 214 |
5th and subsequent | NIS 169 |
NISとはシェケル(イスラエルの通貨)で、1シェケルは約40円です。すなわち、たとえば子どもが4人いたら、1人目は6,760円、2人目~4人目は8,560円×3人分、4人分合わせて32,440円もらえる計算になります。収入にかかわらず、というところがポイントかなと思います。たとえ子どもが一人でも、6,760円×12か月×18年で、約146万円が国から支給される計算になります。そして幼稚園は無料、公教育はもちろん無料、大学も国立なので年40万程度。子育てが課金ゲームのようになっている日本からしたら、羨ましいほどに恵まれた環境に見受けられます。
国民の給与、物価などが全然違うので一概には比べられませんが、そもそも6人目まで子供手当を設定している、という前提がまず素晴らしいです。
道を歩いていても、すれ違うのはベビーカーを押しているお母さんだったり、子だくさんのご夫婦だったり。正統派ユダヤ人はもともと子だくさんの家庭が多いようですが、テルアビブでも、4人5人と連れ歩く家族をたくさんみかけます。本当に子どもだらけの国で、可愛らしい声があちこちから聞こえてきます。イスラエルの若者たちの未来が明るいものであってほしいと、心の底から願う外国人駐妻なのでした。
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