海外引越。何から手をつけるべきなのか?そんな不安は「海外赴任ガイド」で解決。
海外赴任が決まった!海外で生活するにはどうしたらいいの?そもそもどうやって引っ越すの?
そんなときに一番最初に見るべきおすすめサイトは、「海外赴任ガイド」の情報サイトです。なんと!すばらしいチェックリストまで無料公開されているのです。なんたる救世主。書籍としてしっかり読み込みたい場合は、冊子になっている「海外赴任ガイド」もあります。
※こちらの本は市販もされていますが、海外赴任が決まった後に企業からもらえるケースも多いと思います。
引っ越し荷物はどうする?船便?航空便?
上記チェックリストにもありますが、さぁ引っ越す!となってまず懸念するのは、「引っ越し荷物をどうするか?」という点。勤め先によっては、引越し業者や使用するプランの指定などがあるかと思いますが、我が家のケースでは「個人で業者を選定」するパターンです。いろいろと見積もりを取って、自分の好きな業者を選ぶことができます。前回ヨーロッパに駐在することが決まったときは、「引っ越し侍」という一括見積サイトで調べました。(こちらのサイト、本当に安くて良い業者を探すことができます!)
業者を使う=「船便や航空便を使って海外引越をする」ということが前提条件になってくるわけですが、当時は「自宅にある荷物の8割近くを海外に持っていく」ことを選んだため、何十箱という膨大な段ボールにひたすら梱包し、パッキングリストを作りました。
その時の後悔および反省は…「要らないものを送りすぎた」こと。船便が到着するのは、発送してから2~3か月後。それまでの期間にすでに新生活は始まっているので、ないもの・必要なものは買ってしまったわけです。なぜなら、海外の家はfurnished(家具付き)の物件がほとんど。後から届いた段ボールを開封してみると、、既に購入してしまった、もしくは最初から備え付けてあった食器やら調理器具やら大量に詰まっているわけです。洋服もしかり、「え、これ着る?」というものや、たいして遊びもしない子どものおもちゃなど、お金をかけて運んだのに不要だったと感じるものが出てきた時の絶望感…!
船便も、航空便も、使わないという決断。預入手荷物の分だけパッキング!
そういった反省も活かし、今回は子どももある程度大きくなったこともあり、「出国時に持てるだけの荷物で入国する」ことを目標にしています。それでも最悪、後からSAL便で別送すればいいかなと思った私が甘かった。
日本からイスラエル、郵便局から出して届けられる荷物(スーツケースと同じ23キロ設定)で検索してみたところ、すべての取り扱いがありませんでした…。
【訂正】20キロまでの荷物であれば、郵便局から送ることも可能でしたので、追記しますm(__)m
EMSで送ると荷物一つに4万円以上!しかも二週間近くかかります(東京⇔イスラエル)。SAL便が安くて便利なのですが、こちらは停止中…。
それでも、どうしても重量オーバーしそうになって、急きょ一縷の望みをかけて、ヤマト運輸の海外引越部署にも問い合わせてみました。結果、いただいた返信メールがこちら。
要するに、現時点(2024.3)でイスラエルに荷物を送る方法は、飛行機に搭乗するときの手荷物しかない、と認識しました…。そもそも船便で引っ越すオプションなど最初から存在しなかったのです(涙)。
エルアル航空。成田からテルアビブまでの直行便利用。どのくらいの荷物を持っていける?
ところで、つい最近(2024年3月上旬)、エルアル航空が成田からテルアビブまでの直行便を再開しました。乗り換えなしで行けるのはかなりありがたいです!さて、持っていける荷物の量は、航空券のグレードによって異なりますが、今回私と子どもが利用できる座席(チケットの種類)によると、持ち込み可能な荷物は、
●預け入れ手荷物(23キロまで)2つ
●機内持ち込み手荷物(1つあたり8キロまで、合計12キロまで)2つ
●身の回りの物、貴重品を入れたカバン
以上。
アジアからの路線は、追加料金を払えばMAX5つ目の荷物まで追加が可能。ということで、私の分を3つ、子の分を3つ、合計6つの手荷物に追加料金を払って、合計10個(×23キロ)としました。
ちなみに追加料金ですが、1つあたり15,050円かかったので、6つ追加で90,300円。夫も同様の荷物追加をして(諸事情で先に出発ですが)、家族3人で15個の手荷物で生活を始めようとしています。トータルの追加料金13万円少々で、215キロ分の荷物(預け入れ分の計算)を運びます。
預け入れ手荷物(checked baggage)は、段ボール推奨。洋服はスポーツバッグ
スーツケースを大量に買い揃えると、使わないときの保管に困りますよね。預け入れの大荷物は、段ボールに詰めて持って行くのがよいと思います。強度が若干心配ですが、、、各航空会社の規定をよく読んで、サイズや重さを考慮して160サイズの段ボールを準備しました。ちなみにエルアル航空の標準荷物サイズは158㎝までとなっています。あれ、ちょっと大きいかも?
段ボールのデメリットは、「計測が困難なこと」。23キロまで詰めたかどうか確かめるすべは、宅配業者のようなスケールがあるわけないので、段ボールを抱えて体重計に乗ります。その後、自分の体重を差し引くという地味なやり方。マイナス表示が可能な体重計であれば抱えて乗る必要はないみたいですが、手元にあるものではできませんでした。ただださえ腰痛持ちなのに、腰がやばいです。しかも、段ボールを抱えていると上から体重計の表示が見えません(涙)できれば家族や同居人の協力を得て計測することをお勧めします…。写真にある段ボールは、ひょいと持ち上がるものは絶対に23キロ以下だ、とカンに頼ったものがあります(笑)。絶対音感ならぬ、絶対重量感が欲しい…!
スポーツバッグには、圧縮した洋服や靴など、最悪なくなってもいいもの、軽いものを詰めました。今回、100リットルのバッグ(折り畳み式)を一つ追加購入しました。80 x 30 x 44 cm; 600 g、段ボールより本体が軽めだし、使わないときはコンパクトに収納できる点も◎ 自立できるほどしっかりしている素材のボストンバッグも愛用しています。最後の最後まで使う洋服や日用品などを詰めるには、ジッパー式のバッグが一つあるととても便利です。段ボールだとガムテープがいるので。
現時点で、ここまで梱包頑張りましたが、すでに段ボールが予定より一個多くなってしまい、、、一つは今回持参することをあきらめるつもりです。別送品もできないので、6個以上の持ち込みがお金で解決できるなら、どうにか持ち出したい!ともくろんでいるところですが。
海外あるあるなのか、Whats Appの問い合わせチャットはボットメッセージが来ただけで放置。問い合わせが多すぎて対応できないから、24時間以内に出発のお客を優先する、というオートリプでした。ホームページを隈なく読んで、東京のエージェント?代理店?の連絡先を見つけたので、そこからの返信がスムーズに来ることを待つばかりです。
結論:イスラエルに荷物を運ぶには、excessive baggageを活用しましょう。
現状、どう考えても23キロより重たい箱やスーツケースが存在するのですが、32㎏までなら追加料金で預かり可能、という情報も掴みました。要するに、サイズ、重さ、個数、どれをオーバーしても、追加料金を払えば対応してくれる、という記載がホームページにはありますので、私もあきらめずに荷物を持ち出す方法について、出国直前まで粘って調べたいと思います。ただ、これだけ頑張っても、「これ要らなかったわぁ」というものを必ず持って行ってしまったであろう数週間後の自分も思い浮かぶのが複雑です(笑)。このあと荷物を無事に運べたかどうかは、また別の記事にて記せればと思います。
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