【ドル払い副業】生成AIトレーニングのお仕事、Outlier AI。「日本語ネイティブ」である強みを生かそう!

お久しぶりです、a-box-of-chocolateです。最近ブログの更新をすっかり後回しにしていました。第一に、夏休み前=6月は、日本でいうところの3月=年度末!子どもの学校行事も、私が所属する国際交流会(IWC)の行事もラストスパートで、物理的に非常に忙しい日々です。年度末なので異動で帰国する人も多く、仲良くなった人との惜別の念でいっぱいです…。駐在員として避けては通れない道です。
そして第二に、Outlierのタスクに恵まれ、これはチャンス!!とばかりに隙間時間は全てコミットしています。このブログも念願叶ってグーグルアドセンスを取得できましたが、広告収入はまだまだ雀の涙程度…。タスク>>>>>>>執筆時間になるのは必然です(笑)。
というわけで、今回の記事のテーマは「英語副業・Outlier(続編)」!やってみようかな、と迷っている方、ぜひ!新しい扉を開けてみましょう!!
目次
Outlierのタスクがあるかないかは運次第!?それとも実力次第!?
前回の記事でも書きましたが、大きなプロジェクトがあってタスクが潤沢にあるときと、何もないときの差が激しい、という印象は相変わらずです。「○○というプロジェクトがあるよ!」という通知が来て、その概要トレーニングが完了した瞬間、「○○は終了しました!」という流れになったり…。私のように、ブームに乗っかって(⁉)登録した人が多すぎるのかもしれません。
ちなみに、タスクがあっても環境が整わずにできなかったものもあれば、自分の理解度が低すぎてトレーニングセッションに不合格になる=仕事がないパターンもありました。やはり、チャンスをものにして仕事を掴みに行く積極性が必要かなと思います。そういう意味では、実力主義な面も強いとも言えるでしょう。
急増中の「音声録音タスク」!
私が登録した段階(2025年2月)からわずか4ヶ月ですが、本当に様々なAIトレーニングプロジェクトがありました。詳細は明かせませんが、ChatGPTやGeminiなど自分の身近な生成AIの「精度」や「使用場面」について、いろいろと熟考するべきだなと思うことが増えました。
たとえばChatGPTの「ジブリ風画像生成機能」など、すごいな~面白いな~!と思う機能が充実していく一方で、著作権やアーティスト個人の名誉保護など、法整備が追いつかないほどにAIが発展していって、人間の生活はAIに飲み込まれてしまうのかな、と不安になることもあります。
なんでもかんでも、なんならブログ記事から大学のレポート課題まで、全て生成AIに書かせることができる現実を「ラク出来てラッキー」と喜ぶのか、「これでいいのか」と疑問に思うのか。人間として、ふと立ち止まって「自分で考える」ことをやめてはいけませんね。
そんな中で、最近どんどん回ってくるのが録音タスク!
「AIトレーニングのための声優 – 日本語」
日本語のjob descriptionはこちら。
抜粋すると、「日本語ネイティブの声優業で、できれば演技経験者が望ましい。静かな自宅録音環境を整え、高品質な音声データを保存・提供する仕事」です。なお、こちらの報酬は1時間あたり最大40ドル!
私はプロの声優ではありませんし、演技やボイストレーニングを受けたこともありませんが、運よくこのポジションにも無事に合格して、録音タスクを請け負っています。
宅録経験もなく手探り状態からのスタートでしたが…すごく面白いお仕事です!
このプロジェクトの目的は、音声機械学習モデルのトレーニング。日本語ネイティブであることを最大限に活かせる仕事です。まだまだAIがしゃべっている日本語音声はロボットチックなものが多いですが、こうしてネイティブの言葉を聞かせて学習させるうちに、生身の人間の声と変わらないしゃべり方ができる日も来る…ということですね。
赤ちゃんが、周りの大人に話しかけられるうちに母国語を習得していく過程に似ているのかもしれません。
感情豊かに独り言を言う、という奇妙なシチュエーションが生まれますし、なるべく無音に近い静かな環境や適切なマイクも必要ですので、ライティング系のタスクとはまた違う意味で気を遣うべきことがあります。
まさか、AIトレーニングに声優さんの力が必要な時代が来るとは。というのが正直な感想です。ちなみに私は保育士や教師の仕事をやっていたので、大げさに喋ったり、抑揚をつけて絵本を読んだりするのは得意分野です。人形劇やエプロンシアター、手遊び歌なども感情たっぷりに演じたり歌ったりするわけですし、子どもたちの前でのふるまいは、「先生」という役割を演じ、それ相応の話し方をしていました。
俳優と保育士は全くの別物ではありますが、「人前で大げさにしゃべる仕事」という点ではある意味似ていて、そこにエンターテインメント性を付加するところは共通していると思います。こうした自分の経験や経歴が、AIのために役立つとは微塵にも思っていませんでした!すごい時代になりましたね。
PayPalアカウントは必須!嬉しい週払い報酬♪
タスクがあったりなかったり、という波は仕方がないことですが、「タスクがあるときは優先してたくさんこなす」ことで、副収入としては十分な報酬をいただけるのがOutlierの魅力です。
報酬は、PayPalまたはAirTMのアカウントに毎週振り込まれます。そこから出金するには、自分の銀行口座に送金しないといけないので、手数料などがかかります。通貨換算手数料や振り込み手数料は、PayPalを開設した国や送金先の銀行口座の種類によって変わります。
私はイスラエルの銀行口座ではなく「バンクカードに付随するクレジットカードに送金」を試みたところ、とんでもないトラブルが発生!詳細は割愛しますが、PayPal側には30分で送金が完了すると書いてあって手数料22シェケル(880円)を払ったのに、2週間、いや3週間近く経ってもクレカ明細に反映されず。私のお金、どこに行ったーーー!?という冷や汗ダラダラ事件も経験しました…。結果的には無事に受け取れたのですが、海外駐在トラブルあるあるの上位にランクインする出来事でした。
ちなみに、この記事で書いた「子どもの海外遠征費用4500シェケル」を、私のoutlier副業収入で賄いました!それくらいは稼げています。コツコツとへそくり貯めようと思っていた夢はあっけなく破れました…。でも、子どもの教育ために使えたならそれも本望、と思うことにします。
【まとめ】新しい仕事の可能性を探って、Outlierに登録してみるのもオススメ!
Outlierのタスクは翻訳機を使えば取り組める…とは思いますが、ものすごく手間ですし、コピペ禁止のプロジェクトもある中で翻訳したものを自分で手打ち入力するのは非常に面倒です。「英語の読み書きが難なくできるレベル」であることは前提条件だと思います。
そのうえで、この会社が欲しい能力は「日本語ネイティブ」の読み書き能力と、話者としての流暢さ。特に話し言葉の多様さは、英語の比ではないほどに独特だと思います。ヘブライ語も勉強し始めて改めて感じるのは、日本語の表現力の幅広さと、豊かさ!同じ内容を伝えるのに、十人十色の話し方が存在するのは日本語ならではだなぁと思います。
壮大な妄想かもしれませんが、数百年後に日本語というものが消滅したとしても、トレーニングされた生成AIがネイティブ話者として日本語を話せる能力を獲得したら、言語継承にもつながるし、歴史的資料にもなる日がやってくるのかも?なんて思ってしまいます。
こどもの道徳の本(私の読書用)にも載っていたのですが、こうした音声AIの力を借りて、重い障害や病気で声が出せない人の補助になるロボットを開発する研究所もあるそうです。
参照;「オリィ研究所」
将来性が高い仕事というか、まだまだこれから発展していく事業に携わっていくのも、非常に面白いです。副業としてお金を稼ぐ!という側面ももちろん大事ですが、生成AIトレーニング事業そのものが新しいチャレンジですので、挑戦するのが好きな方、問題解決能力が高い方にはとても向いていると思います。
以下、紹介リンクを貼っておきますので、よろしければ登録してみてください!