【2回目】キプロス旅行★Aiya Napa (アヤ・ナパ)へ!4泊5日の旅♪(in Cyprus) [前編]

こんにちは、a-box-of-chocolateです。10月のイスラエルはユダヤ教の祝日が集中している「ハイホリデーシーズン」!人質解放、トランプ氏来訪、終戦!とお祭り騒ぎのイスラエル。事態は良い方向に進んでいる⋯と信じています!

さて、この大型連休中、少し国外の空気を吸いたいな…ということで。

再び行ってまいりました、【キプロス共和国】!落ち着いた雰囲気、美味しい料理、美しいビーチ…すっかりお気に入りのリゾートとなったキプロス旅行記です。

初めて訪れたときの記事(ラルナカ滞在)はこちら↓

イスラエルから最寄りのEU圏!?飛行機で1時間のリゾート、キプロス共和国(南キプロス)♪

イスラエルの国際空港(ベン・グリオン空港)から、キプロス共和国の国際空港(ラルナカ国際空港)までは、片道わずか1時間!といっても国際線なので、空港に2~3時間前に必着ルールは変わりません。ベングリオン空港のセキュリティチェックなどの時間を踏まえると、やはり「海外旅行」の(時間的)大変さは、どんなに近い国でも同じです。

キプロス共和国は、立地的には中東寄りですがEU加盟国。ちなみにEUの一員なのは、「南キプロス」のみ。南北に分断されているキプロスの北側、「北キプロス」、すなわち「北キプロス・トルコ共和国」はトルコのみが承認している独立国家です。狭い国土の中での南北分断の溝は深く、北キプロス=トルコの実効支配が及ぶ地域なのです。

テルアビブ⇔ラルナカ。今回の旅は、アルキア航空で!

早朝のフライト。第一ターミナル発着便は、飛行機に乗り込むにもシャトルバス移動が必要です。

去年の6月はエルアル航空でラルナカまで行きましたが、今回は10月のハイシーズン、そしてわりと直前になって旅行を決めたため、少しでも安いフライトを探してたどり着いたのが、「アルキア・イスラエル航空」。料金体系はLCCのような仕様で、荷物はあくまでオプションです。

預け入れ手荷物(20kgまで)は有料オプション(1つにつき45ドル)。基本、座席の下におけるバックパックサイズの荷物のみ。キャリータイプの手荷物も、有料オプション(1つ20ドル)。隣国への小旅行=最小限の荷物(預け入れスーツケース1つのみ)で行きました。

キプロス便の出発はベングリオン空港の「第一ターミナル」(メインではない方)でした。電車やバスの発着は主に「第三ターミナル」なので、第一ターミナルへはシャトルバスを利用して移動する必要があります。

ヨム・キプール翌日にキプロスに向かった我が家。祝日と祝日の谷間、空港は空いているのかな?と思いきや。大・混・雑!!チェックインに1時間以上かかりました。

追加料金を支払って座席指定をしていたはずなのに、カウンターで「その座席は確保されてない」と言われました…

イスラエル人は旅行が大好きですね〜。

注意:イスラエル国内の電車やバス=シャバット(金・土)と祝日は運休!!

今回のフライトは、早朝発(7時)&祝日着という考えナシな日程で押さえてしまい、行きも帰りも公共交通期間を頼れない状況に…。やむを得ずタクシーを利用しました。

ベングリオン空港から出発する「オーソライズド・タクシー」はGettというシステムに登録しているタクシー運転手のみです。Gettはイギリスで広く使われているタクシーアプリですが、イスラエル国内でも有効な配車アプリ。詳しくはこちら。(アプリがなくても、各ターミナルの到着ゲート階にセルフオーダーできるパネルも設置されていました!)

個人ドライバーや送迎業者もたくさんいますが、料金を交渉やボッタクリしてくる人もいるので要注意です。Gettも決して安くはありませんが(3秒ごとに0.1シェケルくらいメーター回ってました!)、明瞭会計です。

道が空いている祝日にぶっ飛ばし運転で、空港⇔テルアビブ中心部まで150シェケル程度でした。

キプロスの主要都市部・アヤ・ナパ(Ayia Napa) 滞在!

前回のキプロス旅行では、空港がある都市・ラルナカ(Larnaca)に滞在しましたが、今回は観光の主要地・アヤ・ナパ(Aiya Napa)にて4泊しました。

そして今回はレンタカーも借りたので、行動範囲は大幅に広がりました!

利用したレンタカー、宿泊施設は以下のとおりです。

【レンタカー事業者】

aercar.com

https://share.google/7rSUFDxdBs9mkUDQO

キプロスの交通ルールですが、左車線右ハンドル車です。イギリス統治時代の名残でしょう。

今回はマツダのデミオを借りました。

内装やナビのインターフェースも、日本のレンタカーで使われていたままでした!

(ウインカーとワイパーの位置まで日本車そのもの)

レンタカー事業者は多々ありますが、空港から送迎車で店舗(ちょっと離れたところ)まで連れて行ってもらいました。

【サービスアパートメント】

Luxury Apartment No. 202 (Napa Ace)

https://www.booking.com/hotel/cy/luxury-apartment-no-202-napa-ace.ja.html

キッチン、洗濯機、無料駐車場つき、という条件で探しました。

そしてこのホリデーシーズンにおいて、リーズナブルな宿泊料金(1泊一万円程度)。

Ground Floorに元々あったカフェ?が廃業した後が無残に残されていて、外観は廃墟感漂ってますが…中はきれいにリフォームされていました。

街の中心部も徒歩で行けますし、スーパーもたくさんあってロケーションはかなり良かったです。洗濯物をベランダに干せるので、ビーチで遊んで帰宅して、洗って干す、を繰り返せます。

しかし、シャワーは水チョロチョロ(水圧激弱)、室内は蟻の侵入あり、そして私だけ就寝時にダニ?トコジラミ?に刺されまくる、という残念なトラブルも発生…

清潔なホテルでゆっくりしたい人にはオススメできません。コスパ重視であれば申し分ないかと思います。

トイレットペーパー、捨てちゃダメ!!

余談ですが、キプロス国内のトイレは水洗トイレですが、使用済みトイレットペーパーを水に流すのはご法度です!便器横にゴミ箱が設置されているので、ペーパーは「ゴミ」として捨てなければなりません。下水道整備が不十分なのだと思います。UAEや中東諸国も使用済みペーパーは流せないので(トイレにシャワー完備)、上下水道がきっちり整備されている国との違いを感じます。

アヤ・ナパといえば、ビーチ!トップリゾート地・Nissi Beachへ!

アヤ・ナパを選んだ理由といえば、ズバリ!

透き通っている海!!

この美しいビーチ!!

キプロスの中でも屈指の美しさを誇る、Nissi Beach(ニッシ・ビーチ)です!

https://maps.app.goo.gl/wYWMGpMDnjwa2eju9

水の深さによって、グラデーションのごとく海の色が異なって見える!

周辺にはパーキング(有料)もあります。

きれいな砂浜のビーチ、イスとパラソルは有料レンタルしましょう。

地中海を臨む景色という点では、正直イスラエルもキプロスも一緒なのですが…

この海の透明度の高さ、綺麗で清潔なビーチ、平穏で静かなひととき…まさに「バカンス」という言葉がぴったり!

Nissi Islandという名称がついた、ちょっとした小島があります。

全体的に浅瀬なので、この小島までは海中を歩いて渡ることができます。

https://maps.app.goo.gl/GvT7HYecY5P4rVjU9

ウォーターアクティビティ(ボート、カヤック、水上スキーなど)も盛んなので、家族でも友達同士でも楽しめるビーチです。

ちなみに、ビーチには飲食店やバーも常設されています。かなりの爆音でクラブミュージックをかけているバーカウンターもあるので、若い人たちも大盛り上がりです。

爆音ミュージックの中で注文するのも一苦労

Makronisoss Beach(マクロニソス・ビーチ)

Nissi Beachと同じ並びですが、こちらのビーチは非常に落ち着いた静かなエリアで、ご年配の方も多めでした。

https://maps.app.goo.gl/um48whkFmYJ1SiXn8

イスラエルから見える地中海もきれいだけど、キプロスの海はさらに上を行く!
10月でもまだまだ観光客でいっぱいのビーチ!パラソルセットをゲットするには、早めの行動が肝心。

心が洗われる〜!!

選びたい放題のレストラン街♪アヤ・ナパの中心地へ

Archiepieskopou Makariou III

https://share.google/oX5bFadfQAaCvtUtm

カフェやレストランの多くは、この通りを中心に集まっています。

キプロスのもう一つのお楽しみと言えば、外食♪

テルアビブではほとんどレストランになんて行かないのですが(コスパの問題)、今回は海鮮(甲殻類含む)や地中海料理を存分に楽しむべく、はち切れんばかりに食べました!

市内のあちこちに、タヴァーン(Tervern)と呼ばれる、いわゆる「居酒屋」がたくさんあるアヤ・ナパ!

価格は目安ですが、一人前(料理一つにつき)15〜20€くらいです。

現在、未曾有の円安ユーロ高(1€=175円前後)なので、一人前3000円を突破してしまいますね⋯。円に換算し始めると高いなぁと感じますが、イスラエルだと一人100シェケル(4500円)が普通なので、キプロスのほうがちょっと安め(そして満足度はかなり高め)です。

今回は私が実際に訪れた店を載せていきます。

①Vassos (Psarolimano) Fish Tavern

https://maps.app.goo.gl/iK4JLeWuSbYQs82K8

シーフード料理がよりどりみどり♪

たこの唐揚げがめちゃくちゃ美味しかったです!(食べ物の写真撮り忘れました)

外のテラス席が心地よい季節

キプロス料理はMeze(メゼ)と呼ばれる小皿料理が次々と出てくるスタイルが一般的なのですが、メゼを頼むとメインにたどり着く前に満腹になってしまうほどの量です…。イスラエルのレストランでも、地中海料理系のお店は必ずと言っていいほど出てくる「大量の小皿料理」。前菜からしっかり楽しみたい場合は、「Fish meze」がオススメです。

②Ocean Basket Agia Napa

https://maps.app.goo.gl/kKbsaDWDkMwBfyui9

ランチタイムはけっこう空いていましたが、夜は大行列。

こちらは前回の旅行でもラルナカ店を訪れたチェーンレストラン。

Ocean Basket Cyprus: https://share.google/DczRpZ0kuGMGKR7iE

タルタルソースはありませんでした
その日朝一番で入荷したサーモン!という店員さんオススメ

有名なフィッシュアンドチップス、そしてサーモンの寿司プラッター(盛り合わせ)を注文!

眼福&満腹です!

③Farmers Traditional Tavern

https://maps.app.goo.gl/sS4Rws3B4RmQ5u987

肉や野菜料理中心のタヴァーン。キプロスの地元料理、ムサカ(musakka)がとても美味しかったです。ナスやひき肉(牛豚合挽)を重ねて焼いたラザニアのようなオーブン料理です。

ムサカ!
串焼き肉まつり!

肉の盛り合わせには、キプロス名物のハルーミ(チーズ)の串焼きもありました。焼いても溶けない不思議なチーズ!山羊乳&羊乳から作られています。

④Georgie’s Handy Food

https://maps.app.goo.gl/9wFZPMmvLEmhr6Y18

お肉は鶏、牛、豚、ラムから選べます
野菜&ポテトフライもぎっしり

ギロス(gyros、回転焼きをした肉を薄くそぎ落として食べる)をピタやラップサンドにして販売している、まさに「手で持って食べらるファーストフード」のお店。テイクアウェイして食べるもよし、店頭で食べるもよし。一人一つずつ頼んだら、とんでもないボリュームでした…!

ケバブやシュワラマにそっくりです。「ピタ・ギロス」というのは伝統的なギリシャ料理ですが、中東諸国にも一般的に広まっていて、とても美味しくてコスパも抜群!ここはもちろん、「ポーク」を選びました!(イスラエルでは一般的ではないので。)

⑤The Bakery Co.

https://maps.app.goo.gl/E2tQK8v3avXaRZ3K6

店員さんは一人で注文と盛り付けを裁いていた
ドバイピスタチオのアイス、激うま!!

店頭で販売しているアイスクリーム、行列につられて並んでみたのですが、とっても美味しかったです!1スクープ2ユーロ。店内で買ったティラミスも、日本のケーキ屋で買うような甘さ控えめな優しい美味しさでした。イスラエルにも、こういうオーソドックスで値段がリーズナブルなケーキ屋さんがあったらいいのに…。

⑥Spacca Napoli

https://maps.app.goo.gl/S5o5jJnJ6Ki9M3do6

take awayピザ専門店。イートインスペースもありました。
注文してからその場で焼いてくれる!

リーズナブルな価格のピザ屋さん。一枚12~14€程度です。The Bakery Co.のすぐそばです。サービスアパートメントに滞在=食卓やオーブンレンジ、コップやカトラリーも常備されているので、持ち帰りメニューを部屋でゆっくり食べる日も作りました。

10月上旬でもアヤナパのレストランは夜になると大混雑で、タヴァーンは満席だと断られる店舗もありました。アヤナパでも超有名な「En Yevo Tavernaki」は当日予約は取れず、あえなく撃沈。ここに行く!と決めているお店がある場合は事前予約がおすすめです。

Taverna Napa est.1976も、宿から程近く、口コミも上々だったのでフラッとディナータイムに行ってみましたが、21時以降しか空いていないと言われました。平日の夜でも人気店は予約必須です。

結果、どこも予約できずに入ったのがFarmersだったのですが、それはそれで美味しかったです!キプロスのタヴァーンにハズレはないはず!

最高に美しいビーチ、最高に美味しい料理。最高のバカンスはぜひキプロスで!

私はかなりキプロス推しといいますか(笑)、日本にいたときは(申し訳ないけれど)国の場所も特徴も何も知らなかったキプロスにすっかり魅了され、大好きな旅行先となりました。

景色と気候は、イスラエルとほぼ一緒なのですが…イスラエルからでもたくさんの旅行者が出向くリゾート地、それがキプロスなのです。

今回の記事では、アヤ・ナパ市内のレストランやビーチを中心にご紹介しました。観光地や他の都市の見どころについては、後編にて。

 

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