Transfer to Israel – 衝撃展開。イスラエルへの海外転勤。駐在生活が始まる!
はじめまして。3年ぶりに海外駐在生活をはじめることになりました、筆者のa-box-of-chocolateです。40代主婦。英語の先生をしていました。中学生になる子どもを連れて、夫の海外転勤先についていくことになりました。今、いろんな意味で世界一アツい国・イスラエルへ!
イスラエルがあまりにも未知すぎて、まず最初に確認したのは「外務省ホームページ」。イスラエル国 State of Israel が正式名称なんですね。知らなかった。
ちなみに海外生活は初めてではなく、前回の駐在では家族でヨーロッパ某国にて3年間生活していました。コロナ禍に帰国後、現在は関東地方の某県にいますが、わずか3年でまた異動です。このタイミングで「イスラエルに行くんだ」と聞いて、「いいなぁ!うらやましい!」と返事された確率・0%。私だって、身近な友人や知人が「仕事でイスラエルに行く」と言ってきたら、まず驚きが先行すると思います。なぜなら、2021年10月から始まったハマスとの戦闘で、イスラエル=ガザ地区攻撃、という映像が繰り返し繰り返しテレビで報道され、イスラエル=危ない国、という意識を大半の日本人が抱いているのではないでしょうか。かくいう私もパレスチナとイスラエルの関係性など、おぼろげな知識しかありません。まずは正しく知ることから始めようと思います。
人生のモットーは「一期一会」。そして住めば都。それは駐在に欠かせないマインド。
「中東」とは、それほどまでに遠い世界であり、テレビの中で見る戦争地域でしかなかった「イスラエル」という国が、突如として輪郭をもって自分の人生に割り込んできた。そんな感覚です。結婚してからずっと転勤と引越しを繰り返していますが、地元や縁故のある地域に住んでいたことはこれまで一度もありません。いつも仕事や交通の便の都合で居住地が決まっているので、わが子にとっても「故郷」とか「地元」というものが存在しません。出会っては別れ、定着したと思ったら引っ越し、悪く言えば人間関係がリセットされ続ける落ち着きのない生活、よく言えば見分を広げて人との出会いを大切にするには申し分ない生活を送っています。
ところで、このブログのユーザー名は、私の大好きな映画、「フォレスト・ガンプ」の名台詞
“Life was like a box of chocolates. You never know what you’re gonna get.”に由来しています。【人生はチョコレートの箱のようなもの。ふたを開けてみるまで何が入っているかわからない!】まさにそんな人生で、予期せぬことの連続です。奇しくも、この映画の邦題は「一期一会」。転勤・駐在生活=出会いと別れ、試行錯誤の繰り返しですので、その経験値を自分の糧にできる、そんな人間になりたいなと思っています。
新生活には希望や期待と同じくらい、ネガティブな感情もたくさん伴います。途中で投げ出した仕事やキャリア、仲良くなった人たちとの別離、金銭的負担、挙げればきりがないほど個人的感情も複雑なものになります。私の30代は、度重なる引っ越しに振り回されて、仕事も家事も育児も本当に「大変だ」という感情が先行してばかりの日々でした。せっかく築き上げた人間関係のリセット、やりがいがあった仕事を辞めて、ぼんやりと専業主婦生活を送る辛さ。そして何より、安定した生活を捨てて新たな生活を立ち上げる労力、異文化の中で暮らすカルチャーショック。そうしたものを一つ一つ乗り越えて、たどり着いた心境こそ、「人を成長させるのは時間と経験である」ということ。少しだけ心の余裕を持った40代を迎えた次の赴任は(行先は思いがけない土地でしたが)とても楽しみです。そんな個人的所感も含め、事務的な手続きの記録や思い出をブログに残していこうと思います。想像すらできない未知の世界である中東での暮らしについて、有益な情報を提供できればと思います。
My wish list in Israel – 駐妻の野望
二度目の「駐妻」としての海外生活なので、海外専業主婦がどんな生活なのかも、ある程度は心得ているつもりです。そんな私のウィッシュリストはこちら。
①ヘブライ語、あわよくばアラビア語を英語で勉強する講座に参加する
②エルサレム巡礼
③エジプト、サウジアラビア含め中東諸国への旅行
④家族のサポート(主に子供の学校関連)
⑤ブログ継続。そのうち英語でも発信したい
⑥趣味のテニスを続ける
⑦イスラエル料理を自炊できるようになる
⑧健康第一!
とにかく、海外で暮らすにはメンタル面と身体面での健康維持が欠かせません。なせばなる。ケセラセラ。let it be。こんな私の海外生活をお送りいたします。
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