【ドル払い副業】日英バイリンガル、AIデータアノテーション業務。在宅ワークで外貨稼ぎ!(2026年6月)

こんにちは、a-box-of-chocolateです。イスラエルで生活しているだけで赤字になっていく貧乏駐在生活が相変わらず続いています。2026年、まもなく半分が終わろうとしているわけですが…円安シェケル高円安、ドル安シェケル高のせいで、駐在員は絶望的に生活苦なのです(表現は大袈裟ですが、体感としては本当に)!

ついに、1シェケル60円目前!円換算していたら本当に何も購入できないほど、異常な物価高が続いています。

そしてUSドルは、1ドルあたり3シェケルを切るという歴史的シェケル高!というニュース以降もずるずると高騰が続き、ついに2.81シェケルに…。
好調なハイテク産業、イスラエル年金基金のドル投資など、イスラエルへの大量のドル流入はまだまだ止まらない模様。これまで100ドル=350シェケルに両替できていたものが、今は280シェケルにしかならない、という現実…!
280シェケルで何ができるかというと、タイマッサージ1時間、トレーナーやワンピース1枚購入、夫婦で外食(ランチ1回)。日本での感覚だったら、高くても5000円前後かな?という価値のものが、16,000円必要です。物価3倍、レートのせいでジリ貧の暮らしが切なすぎます。
これが旅行だったら、まぁ仕方ないと割り切れますが、この物価の中で日常の生活を送っていかなくてはいけないのです。日本での価格やサービスを知らなかったら、もっと気楽に生きていけたのかもしれませんが…イスラエル人がこぞって日本にこぞって行きたい理由がよくわかります!!
これだけシェケル高が続くと、もはやドル建て収入は意味がないと思ってしまうのですが、空前絶後の円安のおかげで、ドル収入も円に換算するとお金持ち気分です。

再び、テルアビブ市内でのカフェで買えるコーヒー(Mサイズ)一杯の値段を例にとります。
★シェケル→18 NIS
★US ドル→$6.4
★日本円→¥1,020
アメリカのスタバは、ラテやアイスコーヒーなどはおよそ$4~6で販売しているようです。もしかしたらアメリカ人にとっては、イスラエルのほうがちょっと物価が安いと思っていたのに本国より高くなってきている!という感覚なのかもしれません。
日本円換算したときだけ、異様に高いのです!!円安進行に拍車がかかり、とにかく日本円が世界的に見ても弱くて…国外で暮らすのが本当に大変です。1ユーロは186円、1ポンドは214円。一体どういうことなのでしょう。
空前絶後のシェケル高の一方で、日本人からしたら最悪な円安。日本円以外の外貨を稼ぐほうが、(国内に住んでいる限り)圧倒的に効率が良いです。貧乏駐在生活に潤いが欲しい!少しでも収入を増やしたい!そんな私はまだまだ【外貨AI副業】の機会を伺っています。前置きが長くなりましたが、今回の記事では最新版アノテーション業務(実録)を綴っていきます。
「専門性がない」=「高収入の仕事はない」AIトレーニング業務!
「日本語ネイティブです」というだけで引く手あまただった、2024~2025年のAIトレーニング系、データアノテーション系業務ですが、もはや「日本人として日本語が話せるだけ」の人が殺到する仕事はタスクの奪い合いで、仕事がないも同然です。一方で、「士業(弁護士や税理士)や医療関係者、修士レベルの研究者」の仕事は高時給高単価、あらゆるプラットフォームで募集しています。
私の能力は言ってみれば「英語は話せるが、特に専門性がない」という残念なカテゴリーなので、専門職+英語力が備わっている人に開かれた仕事では、門前払い。それどころか、「language expert」系のジェネラリストの仕事でさえ四苦八苦しています。プラットフォームごとに、詳しくみていきます。
① AI副業の火付け役!Outlier
Japanese AI Training というポジションでまだ募集も出ていますが、私は5月~6月の稼働時間はゼロでした。とあるプロジェクトには参加していますし、タスクのアップデートなどもリアルタイムで終えるのですが、タイミングが悪いのか、タスクにありつけたことがありません。プラットフォームのエラーやトラブルも頻発していて、タスクの安定供給とは程遠いですが、それはいつものことです。前回の記事でも書きましたが、「偶然タスクがあったらラッキー!」という心構えでいれば、ちょっとした隙間時間のバイト感覚で取り組めます。
しかし、EQ(タスクがない状態)がデフォルトになりつつあります。
簡単なアノテーション系のプロジェクト以外の稼働状況はわからないのですが、いわゆる「Generalist」は単価も低めですし、仕事の奪い合い?なのかタスクにありつけるのは一部の人だけなのかな、という体感です。
それよりももっと悲しいのは、playgroundという無料LLMお試しサイトで会員は無限にAI利用ができたのですが(リアルタイム検索ができないなど一部制限もある)、とんでもない利用縮小が行われ、GPT-5.5 , Claude Opus 4.7、Gemini 3.1 proなどの有料・有能LLMが使えなくなりました…。収入がなくとも、こうした高性能LLMを無料で使えるだけでもありがたかったのですが。十分な言語データが集まってしまったのか、予算の問題なのか。とても残念です。
② AI面接セレクションを突破せよ!Mercor
Mercor (マーコア)は、2023年1月にサンフランシスコで創業。大学中退の20代若者3人が設立した会社で、創業からわずか約2年で評価額が数十億ドル規模に達するなど、急成長しているスタートアップ企業です。
その特徴は、なんといってもAI面接。CVの提出だけが課されるプラットフォームが多い中で、Mercorは英語での面接(インタビュアーはAI)があります。私も実際に申し込んで、いくつか面接を受けました。驚いたのはその精度!一方的にAIがリードするだけではなく、私の発言を分析し、要点をまとめて返してきたり、その発言内容に関する次の質問をしてきたり。自宅のラップトップで、画面の向こう側と無人面接(AIはいるけど人間にあらず)する日が来るとは…すごい技術です。
私は面接を受けて数週間後に、ワークトライアルのお知らせメールが届きました。いわゆる有料研修&模擬テストという形です。本当に支払われるのか半信半疑でしたが、せっかくなのでやってみました。公式のお知らせにもあるとおり、このワークトライアルは4~6時間かかります。私は自分の理解度が低いせいでもっと時間がかかりましたが、オファーどおりの金額はいただけました!
そしてこのトライアル提出の後、とあるプロジェクト(時給30ドル前後)にオンボードできました。詳細は載せられませんが、膨大な量のオンボーディング資料、覚えるべき事項、そして品質管理の徹底はoutlierの比ではなかったです!そして何より、自分の論理的思考力の弱さ(日英どちらも)が際立つ出来事の連続で…。結果、私はプロジェクト終了よりも前にリリースされてしまいました。いわゆるクビです。レイオフ。
タスクにかける時間、ライティングクオリティ、そしてパフォーマンス。全てがトップレベルでないと、くらいついていくことが難しいと痛感しました。プラットフォームで稼働・計上していた分のお給料はいただけましたが、低パフォーマンスのタスカーは容赦なくリリースです。
MercorもOutlier同様、プラットフォームの仕様、ガイドライン、チームとのコミュニケーションなどは英語がメインですが、私が取り組んだタスクは日本語で取り組む案件でした。特別な専門知識がなくても「言語エキスパート」としての仕事もあるにはありますが、高度な日英バイリンガルの思考力・表現力が求めれます。
③ こちらもAI面接&マッチング !Micro 1
Japanese Language Expertの募集を見つけて応募してみました。時給32~35ドルです。このプラットフォームもMercorと同じく、CVアップロードのほかにAI面接があります。日本語能力テスト+このプロジェクトに関する質問を英語で受け答えする、という面接でした。面接を受けてから数日以内に「Unfortunately,」メッセージが…。しかし、同じポジションに対して30日後に再面接可能らしいので、また挑戦してみようかと思います。面接に関するフィードバックもいただけたので(AIレビュー、オプション)、それを参考にしてみます。
Mercorと同様、英語のスピーキングテストがあるという点が大きなハードルかもしれません。CV(紙)のデータからだけでは測り切れない言語能力を、AIに測定されて判断される時代が来てしまいました。
かたや、スピーキング能力だってAI相手に会話訓練を重ねれば、十分に伸ばせる時代です。便利でいい時代になったとは思いますが、人として「成熟した何か」や「自分の強み」がないと、AIに仕事を奪われていく時代になったことを体感した一連の面接でした。
④データアノテーション系軽作業なら、toloka.ai
English AI Trainerという名目で、世界中でリクルートを行っているtoloka.ai。アノテーション系バイトは時給17~18ドルで募集が出ています。このプラットフォームではAdvanced level of English (C1 or higher)という英語のレベルのみ募集条件に出ているので、日本語は要求されないのかもしれません。
なぜ断定できないかというと、私はAI面接で落ちました。というよりも、技術的問題が発生して面接をきちんと受けることができなかったのに、不合格となりました(涙)。
結果、時給が高い案件は降りてこず、利用可能なのは軽作業タスクのみです。

ダッシュボードに見えているのはこの3つですが、60ドルの案件は一度も発生したことがないので、事実上レコーディングタスクのみ。1件1.3ドルという地味なタスクですが、家事労働を撮影するものなので、たまに参加しています。塵も積もれば山となる!
しかし、これも動画判定基準が非常に厳しく、rejectedになる率が非常に高いのです。head-mounted phoneを買って用意するほどでもないので撮影方法を工夫していますが、データとして使える動画クオリティを保てないと報酬はもらえません。
ちなみに画像判定タスクはトレーニングが非常に長く、テストも落ちるとトレーニングからやり直し!という無限ループ。2つのうち1つ(プロンプトどおり&よりよいイメージ)を選ぶ単純作業なのに正答を外しまくり…時間だけが過ぎていくため、私はあきらめました。
⑤隙間時間にちょこちょこタスクなら、clickworker
ブログで何度か紹介していますが、アンケート調査&報酬を得て小銭を稼ぐなら、clickworkerがおすすめです。居住地の縛りがあるのか、私は英語&日本語話者として登録しているのに、ヘブライ語のアンケートばかり出てきます…。報酬は0.5€前後と非常に低いですが、こちらも塵も積もれば山となる系タスク。
音声系や録画系タスクは、もっと報酬単価が高いですが(8ドル/件等)、募集条件に合わずにはじかれたり、募集がすぐに終わってしまっていたりと、高額報酬タスクをこなせたことはありません。
UHRS(マイクロソフト系のデータアノテーション)というプラットフォームに出てくるタスクも、単価が低い報酬ばかり&タスク自体がゼロなことも続いています。
クリックワーカーの詳細記事はこちら↓

6月に入って、久しぶりにUHRSに取り組んでみました。ウェブサイトのジャンクやエラーを判断するという超単純作業は$0.03/件!ダラダラと50分くらい取り組んで196件こなしても、$5.88にしかなりません。ただしポジティブに考えるのなら、時給6ドル(900円)程度にはなるので、知識不要の在宅ワークとして考えるならアリかも?
UHRSのタスクも、Toloka同様に「トレーニングセッション(無償)」があります。どのアノテーション系タスクにも言えますが、この無償期間を忍耐強く乗り越えられるかどうか?というのが一つの山です。その先にある収入も超高額、というわけではないので。
画像にあるMobile App Scenario (English)は0.4~0.5€/件なので、UHRS内では単価が高めですが、非常に地味な単純作業であることには変わりません。トレーニングも一応こなしましたが、under reviewもままですし、そもそもタスクが潤沢なわけでもありません。無収入のテストに時間を割くことが自分にとってプラスなのか、マイナスなのか?自分の価値観、直感を大切に取り組んでみてください。
ちなみにアンケート調査や撮影系のタスクはアプリからのみできる仕事もありますので、登録だけでもしてみることをおすすめします。
⑥居住地次第で日本語ネイティブ登録不可?! Data Annotation
「データアノテーション」、名称どおりアノテーション系タスクを提供している会社です。Noteなどで情報発信している人も多いサイトかと思いますが、私は登録すらできませんでした。
というのも、日本語のアセスメントが出てきません(汗)

居住地イスラエルのせいなのか、ヘブライ語とロシア語のアセスメントテストしか表示されないのです…。何度もカスタマーサポートに連絡してみましたが、一切返答なし。
アカウントを消すこともできませんし、残念ながらこのまま放置です。
サポートチームが機能していない会社なのかな?という印象でして…。タスクに至るどころか登録すらできない!居住地日本以外の日本語ネイティブは対象外、ということでしょうか。
日英タスクをこなすために必要なスキル、準備について
ClickworkerやTolokaが提供している「単純作業のアノテーション、録画、撮影タスク」は、プラットフォームや説明書きの英語がわかれば全然大丈夫です。分からないところはグーグルレンズやGoogle翻訳を使って確認すればよいですし(時間はかかりますが)、UHRSのタスクはコピペによるフィードバック記入も許容されています(何も警告が来たことがないので、大丈夫だと判断しています)。
タスクの単価は1ドル以下の単純作業なので、高度な思考力や英語の理解力がなくてもどうにかなります。それですら有償タスクにありつくためには「テスト」がありますので、ただの労働力搾取になりかねない点と紙一重だと思った方がよさそうです。
たかが1ドル、されど1ドル。この円安の時代、0.5ドルですら80円相当ですし、€に至っては0.5€は92円。日本語でできる軽作業や内職に比べたら割がいいですよね。日本では100円で買えるものたくさんありますから!(切実)
①CV(英語の履歴書・職務経歴書)
一方で、Outlierを含め、Mercorなど専門性を活かしたAIトレーナーポジションにつくには、履歴書・職務経歴書 (Curriculum Vitae)、いわゆる「英語のCV」がマストです。英語で書けない!と思っていても大丈夫。まずは日本語で書いて、ChatGPTなどのLLMに英訳を頼めば、見眼麗しい体裁に整えた英語の履歴書があっという間に出来上がります。ただし、出力された英語が正しいかどうかは、自分の目で再確認するべき、という点は言うまでもありません。
②英語でのスピーキング面接対策
さらに、AIによるスピーキング面接突破もマストです。私は典型的な日本人なので、英語四技能の中ではスピーキング能力が一番低いという自覚ありです。日常会話から一歩踏み込んで、ビジネス英語で自分の職歴やプロジェクトのビジョン、上司や同僚とのコミュニケーション方法(想定)などを英語で話す必要があります。流暢さ、内容、どこを評価されているのはわかりませんが、面接相手はAIなので、沈黙が続くと次の質問に勝手に移ってしまう場合もあります。
英語での面接は、日本人にとってはハードルが高いと感じる場面がほとんどかと思いますが、タスクをこなす、チームと案件を確認する、ウェビナー(zoom)に参加するなど、英語をアウトプットしなければならない場面を考えたら、しゃべる能力も必要不可欠になってきます。
個人的なおすすめは、Elsa Speak。AIチャットで自分の発音分析まで丁寧にやってくれます。私は課金していませんが、永年プランなど有料コンテンツも充実しているので、英会話教室に通う時間はないけれどもスピーキング能力も練習したい人には、かなりおすすめです。
AIトレーナーになるために、AI搭載のコンテンツで英語をトレーニングする、というなんとも言えない矛盾が発生するわけですが…。頼れるテクノロジーに頼ることは正義!ということで!

ちなみに私自身の英語のスペックですが、英検1級、TOEIC 960(最高点)、Cambrige English Assessment (CEFR) C1です。教育や保育分野の専門性はあっても、特定の職業やSTEMなどの専門領域の知識は日本語でも英語でもないため、アノテーション系タスクは”Generalist”の仕事しかできないのだということを痛感。
③LinkedIn (リンクトイン) ―ビジネス特化のSNSアカウント
LinkedIn というSNSをご存じですか?Facebookと同じようなソーシャルメディアですが、ビジネスパーソンとしての自分をアピールする「オンライン名刺」のような公開アカウントです。実名、写真、細かな学歴や職歴を登録することができるので、企業側が応募者の本人確認として使用することも可能です。Outlier や Mercorなどの大手も、LinkedInのプロフィールページのURLをリンクすることが求められます。
求人プラットフォームとして、アノテーション系タスクやプラットフォームを提供している会社をLinkedIn上で探すことも可能ですし、仕事への応募も簡単にできます。一方で、個人情報を公にするサイトなので、近しい人に学歴&職歴バレする恐れやデータ流出のリスクなど懸念事項はあります。セキュリティやプライバシーを熟考してからの登録をお奨めします。
【実録】結局、いくら稼げるのか?
これまで綴ってきたように、これだけタスクの量や難易度にばらつきがあると月収〇万円という固定給を期待するのは不可能です。以下、2026年春(3月~、Outlierを再開したあと)から現在に至るまでの3カ月間で稼いだ、ざっくりとした収益を公開します!
- O社 – 1,320ドル
- M社 – 420ドル
- Clickworker (paypalに出金せずに貯めている額) – 40ユーロ
- Toloka (こちらも未出金) – 27ドル
この圧倒的な収入(桁)の違い!時給〇ドル、という報酬がもらえる仕事に取り組めると一気に収入が増えます。合算すると、3カ月で1,767ドル(約28万円)&40ユーロ(7,400円)。オンライン副業ならまずまずではないでしょうか!ちなみにM社の収入はシェケル換算されてローカル銀行に振り込まれたため、円換算の価値よりはだいぶ落ちてしまいました。

このブログの収益は1日0.1~0.3シェケル程度…5~15円…雀の涙ほどの収益の挙句、ミニマム200シェケルに到達しないと引き出すこともできないため、もはやグーグルアドセンスの収益はないも同然です。(笑)
ドル稼ぎ系副業は「収入ゼロよりはマシだな!」という前向きな気持ちで、自分に合ったプラットフォームを探してみてはいかがでしょうか。AIトレーニング業界の仕事は個人的にはとても興味深く、学べることもたくさんあるので、これからもコツコツと、いい案件に巡り合えるチャンスを高めていきたいと思います!

